神の証し人として
聖書箇所:コリント人への第一の手紙7章8-16節
神は、あなたがたを平和に暮させるために、召されたのである。Ⅰコリント7章15節
1「離婚してはならない」の意味
パウロは独身を勧めつつも結婚を否定してはいません。コリント教会には、「結婚は信仰の妨げ」とする極端な考えがあり、そのため離婚を選ぶ人がいました。パウロはその誤解を正し、安易な離婚を避けるよう勧めています。ここで「離婚してはならない」と言われているのは、信仰のためという理由だけで離婚を選ぶ、もしくは選ばなければならないと考えている人たちへの言葉なのです。大切なのはいつも神さまを第一にして信仰の歩みをしていくことです。
2.証し人としての配偶者
信者と未信者の結婚について、パウロは信者のゆえに配偶者や子どもが「きよめられている」と言います。これは救いを得ているということではなくて、神さまの救いの御手が近くにある状態を意味します。信仰者は日常の歩みを通して、家庭で神さまを示す証し人となります。そうであっても救いは神さまのお働きであり、私たちが家族を救おうと無理にがんばる必要はありません。信仰者の存在が、家族を神さまの祝福の近くに置く働きとなっているのです。
3.証し人
家族の救いは信者の信仰のレベルによるものではありません。証し人とは完全な姿を示すことではなく、弱さを認め神に頼る姿を現すことです。そのような自然な信仰の歩みが、家族に神まさの恵みを伝えます。信仰者が神さまとの平和を喜び、その恵みに生きる姿をあらわしていくことが証しとなるのです。
2026年4月19日 週報より