私のように~パウロの願い
聖書箇所 コリント人への第一の手紙7章1-7節
わたしとしては、みんなの者がわたし自身のようになってほしい。Ⅰコリント7章7節
1.質問の背景
コリントの町は港町として栄え、宗教や文化が混ざり合う中で、性的な乱れが当たり前のようになっていました。その影響は教会にも及び、信仰を持ってもそれを軽く考える人がいました。一方で、性的なことがらすべてを汚れと考える人もいました。彼らのこのような教会内での理解の違いが、放置できない問題となっていました。そこでパウロに質問が送られたのです。
2.質問への答え
パウロは、性的なことがらを避けて生きられるならそれも良いと言います。しかしそれを否定しているのではありません。性的なことも神さまによって与えられた恵みであり、結婚した夫婦の間で大切に用いられるものだからです。結婚していても独身であっても、それが神さまに与えられた賜物だと受け取って、神さまを第一にして仕えていくことが大切なのだとパウロは説明しています。
3.限定的恵み
私たちは神さまから多くの恵みを与えられています。ですが私たちはそのすべてを同じように用いる必要はありません。性的なことについては、結婚という枠の中で「限定された神の恵み」であることを覚える必要があります。世には夫婦の枠を超えさせようとする多くの誘惑があります。これは世がサタンの支配であることを明確にしています。信仰者は、与えられた恵みを正しく用い、神さまのことを第一にして喜ばれる歩みをすることが大切なのです。
2026年3月15日 週報より