祈りの姿勢
聖書箇所 マルコによる福音書11章20-26節
イエスは答えて言われた、「神を信じなさい」。 マルコによる福音書11章22 節
1.弟子たちへの教え
実は弟子たちの中にも目に見える神殿そのものを信仰するような部分がありました。イエスさまはそんな弟子たちの危うい信仰を見えない神さまに向かう信仰に入れ替えようとして教えをされています。私たちもイエスさまにどこまでも信頼していくなら、見えない神さまに信頼する信仰の土台を神さまが備えてくださいます。
2.信仰で祈る
ここでイエスさまは、神さまの全能の御力への信頼をもって祈る大切さを示されています。それは「人にはできない事も、神にはできる(ルカ18:27)」と、私たちには思いも及ばないところにも働く神さまの無限の御力を信頼することです。つまり祈りは言葉によってではなく、信仰で祈るものです。それも絶対的信頼で祈るのが祈りだと教えられています。
3.祈った後の信仰
祈った時点ですでに神さまがかなえてくださっていると信じたならば、疑ったり、思いわずらったりすることはなくなります。神さまは時間を超越したお方であるので、神さまの目から見れば、将来のこともすべてが今の出来事のようにかなえられています。神さまが御心の内に、祈ったすべてを実現されると確信することができれば、祈った後も疑うことなくすべて神さまにお任せできるでしょう。この祈りの姿勢が、神さまの望まれる信仰者の姿勢であることを教えられています。
2024年1月5日 週報より