終りの日への備え
聖書箇所 マルコによる福音書13章14-27節
だから、気をつけていなさい。いっさいの事を、あなたがたに前もって言っておく。マルコによる福音書13章23節
1.終わりの時の正しい行動
世の終りの時には、後戻りせずに山に逃げるように教えられています。これは世の人々の混乱に巻き込まれないように、そして信仰を保つようにするためでしょう。世の終りの苦難は、かつて人類が経験したことのない、想像を絶する規模で起こります。しかし信仰者のためにその期間は縮められます。神さまは最後まで信じる者を支え、助けあげてくださるお方です。
2.呼び集められる信仰者
イエス・キリストは、終りの時に再び地上に来られます。そして信仰者、また信じて召された人々を呼び集めて、神さまの恵みの中に置いてくださるのです。信じる者は世の終りまでもまたその先も神さまから与えられる恵みを期待して良いのです。信じた私たちは、神さまからの言葉か、世から出た言葉かを見極めて、にせキリストやにせ預言者に惑わされないようにしなければなりません。
3.信仰者としての備え
終りの時の信仰者の備えとして、4つ語られています。これは今の私たちにも大切です。①世のうわさや出来事に惑わされないで信仰を保つこと。②最後には神さまの支えと助けがあることを確信すること。③にせキリスト、にせ預言者は必ず現れること。④再臨のイエスさまとともにいる恵みを覚え、期待と希望を持ち続けること。こうして信仰者は、どのような状況にあっても、神さまの恵みから決して漏れることはないと確信して歩むことができるのです。
2025年3月30日 週報より