2026年1月11日日曜日

キリストを仰ぐ教会

聖書箇所 コリント人への第一の手紙41-5

このようなわけだから、人はわたしたちを、キリストに仕える者、神の奥義を管理している者と見るがよい。Ⅰコリント41

1.キリストに仕える者

パウロは、コリントの人々の中に、自分を一派の指導者としてしか見ず、自分の言葉に耳を傾けない人たちがいることを知っていました。そこで彼は、伝道者とはどのような存在かを示します。まず伝道者とは、キリストに仕える者だと言います。つまり自分の考えで語る者ではなく、ただキリストの御心に従い語る者なのです。

2.神の奥義の管理者

また、伝道者は神の奥義の管理者です。それは、イエス・キリストの十字架によって示された福音をあずかり、正しく伝える務めです。この奥義は聖霊の導きによって知らされます。管理者にとって大切なのは、あずかった福音を自分の思いで足したり引いたりせずにそのまま伝える忠実さだと教えられています。

3.人ではなく主キリストを仰ぐ

私たちは伝道者を人としての話の上手下手等で評価するのではなく、神の奥義の管理者として見る必要があります。そして神さまのお言葉をまっすぐに語る伝道者を通してイエス・キリストを仰ぐように導かれています。聖霊は信じるすべての者の内に働き、御言葉を理解する力を与えてくださいます。教会全体が聖霊に満たされるとき、心が一つにされ、聖霊が群れを前進させるのです。その中で一人ひとりがキリストの似姿とされ、教会としてまた群れの一人ひとりも霊的成長をいただくのです。これが伝道者や牧師といった人を仰ぐ教会ではなくて主イエス・キリストを仰ぐ教会の姿です。

2026111日 週報より

2026年1月1日木曜日

神さまが何を望んでおられるかを知る

聖書箇所:ローマ人への手紙12章2節

「何が神の御旨であるか、何が善であって、神に喜ばれ、

かつ全きことであるかを、わきまえ知るべきである。」

ローマ人への手紙122

1.みこころを知る理由

神さまのみこころを知る理由は、そのみこころの中を歩むためです。世と世の欲を中心に生きる歩みは滅びに向かいますが、神さまのみこころを行う者は神さまとの永遠の交わりに生かされます。神さまは祈りをきいてくださるお方です。ただしみこころにかなわないことにまで応えてくださるわけではありません。だから私たちはみこころを求めつつ、神さまの時を信頼し、また期待して待ち望むのです。

2.世と妥協してはならない

聖書は、神さまのみこころを知るためにこの世と妥協しない、世に調子を合わせないようにと勧めています。私たちはかつて世の価値観に流されていて、今もその影響を受けやすい者です。しかし、キリストを信じた者の内には聖霊がおられます。世の影響は肉の思いとして働きますが、聖霊はそれに逆らって働かれます。そしてパウロは「心を新たにすること」で世と妥協しない歩みが可能になるといいます。

3.心を新たにすること

信じた瞬間、私たちの霊は罪の赦しとともに完全に回復しますが、心はすぐには一新されません。世の影響や肉の欲が残るからです。しかし聖霊を意識して歩む中で、心は徐々に新しくされ、考え方や生き方が神に喜ばれるものへ変えられていきます。そうすれば、何が善であって、神に喜ばれ、かつ全きことであるかという神さまのみこころを、わきまえ知ることができるようになります。

2026年元日礼拝より

2025年12月28日日曜日

私たちに働き続ける神

聖書箇所 コリント人への第一の手紙318-23

そして、あなたがたはキリストのもの、キリストは神のものである。Ⅰコリント323

1.自分を欺くとは

コリント教会では派閥争いによって、神の群れとしての歩みが妨げられていました。人は罪の影響で自分の本当の姿が見えなくなり、自分の知恵や正しさを誇ってしまいます。コリントの人々も人の知恵に頼り、自分たちは正しいと思い込んでいました。パウロはそれが「『自分を欺く』恐ろしい姿だ」と言います。そして神さまの前に罪ある者として、へりくだって歩む必要を教えています。

2.人の知恵と神の知恵

パウロは、コリントの人たちがこの世の知恵を誇るのではなく、神の知恵に生きる者となることを願っていました。この世の知恵は罪の影響で、見た目は良くても神の前では愚かなものなのです。罪の解決がないままでは、そこから生まれる実もまた罪の実となります。パウロは、この世から来る人の知恵を誇らずに、聖霊によって与えられる神の知恵ですべての判断をする歩みへと導いています。

3.すべては神の栄光のため

パウロは、信仰者の霊的成長のためのすべてが、神さまから与えられていると語ります。指導者も、世界の出来事も、生も死も、すべては神さまが信仰者の成長のために用いられているのです。そしてそれは私たちがキリストのものであり、神さまの栄光を現す存在だからです。神さまは私たちの霊的成長のために、あらゆることを通して私たちに働き続けてくださっています。私たちはその恵みを信頼し、神さまの栄光のために歩むように招かれているのです。

20251228日 週報より