2024年10月20日日曜日

あなたに求められていること

聖書箇所 マルコによる福音書101-12

そこでイエスは言われた、「モーセはあなたがたの心が、かたくななので、あなたがたのためにこの定めを書いたのである。             マルコによる福音書105

1.パリサイ人たちのたくらみ

イエスさまたちは、ヘロデ・アンティパスの領地にいます。彼は兄弟の妻と結婚し、バプテスマのヨハネから律法違反であると指摘されていました。パリサイ人たちは夫が妻を離縁することが律法にかなうかどうか質問しています。イエスさまが「かなわない」と言えばヘロデを非難し、「かなう」と言えば、ヨハネが間違っていたということになります。彼らはイエスさまを責める口実を欲していました。

2.パリサイ人たちへの導き

イエスさまは彼らのたくらみを知りながらも、彼らの心を神さまに向くようにされています。彼らには、「離縁状を書けば、離縁できる」との確信がありました。そんな彼らに対して、神さまが求めておられるのは、人が創造のはじめに定められたように夫婦が一体となることだと教えられます。「単なる結婚、離婚の問題ではありません。神さまのお心を大事に思えないのは、神さまのみ前に生きていない者なのです」とパリサイ人たちの思い違いを指摘されたのです。

3.弟子たちへの導き

イエスさまは弟子たちに、夫婦は神さまの深いご計画と導きによって結び合わされたものだと示されます。神さまが合わせられたものを、人が離そうとする時、神の御心に逆らう罪が示されます。イエスさまはここで、独身や離婚を否定しているのではありません。まず神さまのお心を真理として受けとるようにと言われています。そして示される罪が明らかになれば、悔改めて真理に歩めるようにと願いつつ神さまに心を向けて歩むことの大切さを教えられているのです。

20241020日 週報より 

2024年10月13日日曜日

塩気を保つとは

聖書箇所 マルコによる福音書938-50

あなたがた自身の内に塩を持ちなさい。そして、互に和らぎ なさい。                                                                                                                    マルコによる福音書950

1.自分中心への戒め

ここでイエスさまは、弟子たちが自分中心に考える肉の思いから解放されるように、そして信仰の原則に立って神さま中心に物事を観て判断するようにと教えられています。私たちも神さま中心の見方をすることが大切です。神さまがご自身の計画の中で私たちにそれぞれの役割を与えておられるからです。これを覚えて歩む私たちを神さまが喜んでくださり、私たちを守り導いて用いてくださいます。

2.肉の思いへの戒め

手足を切り捨てるとか、目を抜き出せとか、衝撃的なことばに目が留まります。しかしイエスさまが伝えようとされているのは、肉の思いを軽く見てはいけないということです。前の箇所で弟子たちは誰が一番偉いかと議論していました。今日の所では自分たちだけが正当な弟子だと高ぶっています。彼らの心は肉の思いに支配されていました。イエスさまはここで「地獄」と言われています。「地獄」の恐さに震える以上に肉の思いの恐さに警戒していないと、「地獄」に投げ入れられるごとくにすべてが無駄になると強く戒めておられるのです。

3.塩気を失くすことへの戒め

イエスさまは最後に塩の話をされています。ここでの塩とは神さまの御心に対する全き信頼です。この塩の塩気、神さまへの信頼を削り取ってしまうのが、私たちの肉の思いなのです。いつまでも肉の思いを喜ばせることばかりに心を向けていれば、神さまへの信頼は薄れて、塩気を失い、かたちだけの信仰となってしまうのです。さらにこの塩気が、自分や他の信仰者をつまずかせずに互いに和らぐためにも大切であることを教えられています。

20241013日 週報より

2024年10月6日日曜日

☆ 10月6日(日)は、つくばバイブルバプテスト教会の小泉崇牧師夫妻をお招きし、特別集会~聖書とバイオリン賛美のひとときが開催されました。

礼拝

捜し求める神

つくばバイブルバプテスト教会 小泉崇牧師

1.聖書箇所【ルカによる福音書158-10節】

15:8 また、ある女が銀貨十枚を持っていて、もしその一枚をなくしたとすれば、彼女はあかりをつけて家中を掃き、それを見つけるまでは注意深く捜さないであろうか。

15:9 そして、見つけたなら、女友だちや近所の女たちを呼び集めて、『わたしと一緒に喜んでください。なくした銀貨が見つかりましたから』と言うであろう。

15:10 よく聞きなさい。それと同じように、罪人がひとりでも悔い改めるなら、神の御使たちの前でよろこびがあるであろう」。 

午後賛美集会

賛美は麗しい

つくばバイブルバプテスト教会 小泉崇牧師

1.聖書箇所

【詩篇1471-3節】

147:1 主をほめたたえよ。われらの神をほめうたうことはよいことである。主は恵みふかい。さんびはふさわしいことである。

147:2 主はエルサレムを築き、イスラエルの追いやられた者を集められる。

147:3 主は心の打ち砕かれた者をいやし、その傷を包まれる。