2026年7月5日日曜日

自己を制する

聖書箇所 コリント人への第一の手紙919-27

しかし、すべて競技をする者は、何ごとにも節制をする。Ⅰコリント925

1.すべての人の奴隷

パウロは、福音を一人でも多くの人に伝えるため、進んですべての人に仕えました。ユダヤ人にはユダヤ人の立場で、弱い人には弱い人の立場で寄り添い、相手の目線に立って福音を伝えたのです。その働きは、人々が救われることを願う愛から生まれたものであり、人々が救われる喜びは、パウロにとっても大きな恵みとなりました。

2.信仰による勝利

パウロは信仰生活を競技にたとえます。目指すべきものは人との競争ではなく、神さまに従い続ける信仰の勝利だと言います。そのためには、自分の思いに流されず、聖霊に従って歩めるように自己を治めることが大切だと語ります。地上の栄誉ではなく、神さまから与えられる朽ちない冠を見つめ、日々信仰の歩みを続けるようにとの励ましを与えています。

3.自己コントロール

信仰者の心には、神に従おうとする霊の思いと、それに逆らう肉の思いとの戦いがあります。信仰者の自己コントロールとは、自分の力で頑張ることではなく、聖霊の助けによって肉の思いを治め、神の御心に従うことです。み言葉に耳を傾け、聖霊に導かれて歩み続けるとき、私たちは信仰の勝利を経験し、神さまが備えてくださる朽ちない冠へと導かれていくのです。私たちを神さまから引き離そうとする肉の思いが常にあることを覚えて、自分にではなく、聖霊に頼って歩んでまいりましょう。

202675日 週報より

2026年6月28日日曜日

神からの報い

聖書箇所 コリント人への第一の手紙915-18

進んでそれをすれば、報酬を受けるであろう。しかし、進んで しないとしても、それは、わたしにゆだねられた務なのである。Ⅰコリント917

1.主にあるこだわり

パウロは、信徒がつまずかないように教会から生活の支えを受ける権利を用いませんでした。彼が大切にしたのは自分の利益ではなく、人々が霊的に成長し、神さまの祝福を受けることでした。パウロはどんな時も人の評価ではなく、主である神さまを見ていました。そこにパウロの主にあるこだわりを見ることができます。

2.主にあるしもべ

パウロは、福音宣教を特別な働きや功績としてではなく、主に仕えるしもべの使命と捕らえていました。彼は人の評価や反応を気にせずにすべてを主である神さまに対して行いました。私たちも世とのかかわりで人に対する働きをします。しかしすべては主に忠実なしもべとして、主に仕えていくようにと教えられているのです。

3.主にある報い

パウロが求めていた報いは、人からの称賛や利益ではありませんでした。彼が求めていたのは、主である神さまからの霊的な祝福でした。たとえ伝えた福音が受け入れられなくても、主への愛と従順によって彼は語り続けたのです。その忠実な歩みを神さまが喜び、豊かに報いてくださることが分かっていたからです。私たちも与えられた務めの大小にこだわることなく、何にでも主に対して忠実に仕えていくこと、また人の評価ではなく主の喜びを求めて歩むことで、神さまからの大いなる祝福を受ける信仰者としていただけます。


2026628日 週報より

2026年6月21日日曜日

敬われる父になる

聖書箇所 創世記258-10節、エペソ人への手紙61-4

父たる者よ。子供をおこらせないで、主の薫陶と訓戒とによって、彼らを育てなさい。 エペソ人への手紙64

1.父の日

母の日と同じく、父の日も教会から始まりました。神さまは、子供が神さまを知り、神さまの喜ばれる歩みをするように父や母を立てられました。そのうえで「あなたの父と母とを敬え」と言われています。父の日は、父親への感謝を通して、いのちを与え導いてくださっている神さまに感謝する日です。両親を敬うことで、神さまに従い、神さまの祝福をいただくことができます。

2.父親アブラハム

信仰の父と呼ばれるアブラハムも決して完全な父親ではありませんでした。不信仰による過ちが家族に大きく影響します。しかし死の際には、母違いの子どもであるイサクとイシマエルが共に父アブラハムを葬りました。そこには葛藤を越えた和解の姿が見られます。聖書は父親の失敗や弱さを隠さず記しながらも、「父と母を敬え」と教え、人間の不完全さを超えた神さまの存在を示しています。

3.敬われる父

敬われる父とは、失敗しない完璧な父親ではなく、神さまの御言葉に聞き従う、また聞き従いたいと願う父親です。アブラハムが信仰の父と呼ばれるのは、神さまから過ちを指摘された時に素直に悔い改め、神さまに立ち返ったからです。父親は聖書に学び、失敗してもあきらめず神さまに従い続けることが大事です。その姿勢が子どもの信頼につながり、家庭を導く力となります。父の日に父親と神さまへの感謝を新たにいたしましょう。

2026621日 週報より