キリストのいのちを共有する
聖書箇所 コリント人への第一の手紙1章4-9節
神は真実なかたである。あなたがたは神によって召され、御子、わたしたちの主イエス・キリストとの交わりに、はいらせていただいたのである。 Ⅰコリント1章9節
1.真実な神
パウロは、派閥争いをしているコリントの人たちに「いつも神に感謝している」と言っています。彼らへの厳しい批判が出てもしかたのない状況でしたが、パウロの視点は違っていました。神さまが彼らをサタンの手から救い、恵みを注がれたことを喜んで感謝していました。「神は真実なかたである」ことを確信していたからです。
2.主にある確信
さらにパウロは、神さまが御国に迎え入れてくださる時まで、彼らの信仰を保持してくださること信じていました。パウロには、神さまご自身が彼らを召されたこと、また、真実な神さまがこのすばらしい霊的事実を無駄に終わらせることはないと分かっていたのです。そして神さまが責任をもって終わりの時まで彼らの歩みを支えくださることをパウロは確信していました。
3.キリストの交わり
「だからあなたがたはどれほど恵まれ、祝福されているのかをもっと自覚してほしい」。この思いで、パウロは「キリストの交わり」についても語ります。これは「キリストの永遠の命」を共有して、キリストの持つ驚くべき力、恵み、祝福をいただいていることです。パウロはコリントの人たちが霊的な歩みをするように、このことを悟らせようとしていました。私たちも、キリストの交わりに生かされて、「キリストのいのち」を共有している幸いをあらためて覚えましょう。そしてこの恵みを日々味わう者とさせていただきましょう。
2025年9月21日 週報より