キリストの心で歩む
聖書箇所 コリント人への第一の手紙2章11-16節
「だれが主の思いを知って、彼を教えることができようか」。しかし、わたしたちはキリストの思いを持っている。Ⅰコリント2章16節
1.聖霊とは
聖霊は、神さまの心を完全に知っておられるお方です。そして、聖霊は私たちのうちに住んでくださっています。神の思いを知るのは聖霊だけであり、その聖霊が私たちの心に働きかけ、神さまのお心を理解させ、従う力を与えてくださるのです。聖霊は目には見えませんが、確かに存在し、神さまの心と私たちの心を結びつける働きをされているのです。
2.神からの霊
信じた私たちは、「神からの霊」である聖霊をいただいています。一方、「この世の霊」とは、人の内にある世の知恵や肉の思いが起こされる場所です。サタンはここに働いて、聖書を人間的に解釈させ、信仰を世に合わせるように仕向けます。けれども聖霊は、私たちの内に働き、神さまの心を悟らせ、御言葉に従う力を与えます。聖霊は私たちに神にある平安と世への勝利を与えてくださるのです。
3.聖霊に信頼を置く
「生まれながらの人」とは、信じていても聖霊に心を開かず、自分の考えを優先する人のことです。聖霊を信頼しないと、神さまの思いを受け入れることはできません。聖霊に心をゆだねる人は、神の知恵によって正しく判断し、世の影響にも揺るがされません。聖霊によって私たちはキリストの心をいただき、内側から聖められ、キリストの心で歩み、キリストを証しする者に変えられていきます。
2025年11月9日 週報より